11月 01

鋼の錬金術師は、いまだに演出はあざといままか。
ひさびさに見てみたけど。
抜きとマジメがパターン化しすぎてて、どうも策に溺れてる感。
何をすれば飽きないか分かってる感じがするだけにおしい。
原作がそうなってんなら仕方ないけど。

笑いや緩さがベースにあってそこにマジメを乗せたほうがいいんだろうけど
それもやりすぎるとまた微妙だし。難しいなバランスが。
ルパン、ビバップ、シティーハンター…あの感じが一番ベターなんだけど。

 
 
いずれにしろ何か背負っちゃってます的なこと押される主役像は
重たいから嫌いなんだけども。言い訳がましい感じがして。
こんだけ背負ってるんだからしょうがないと初めから言いたげな感じで。

そういう吐露は、ここぞと言うときに1度だけ表現するから力があるのに。
ビバップのラストとか。そこまでは全部出さないで振り程度にしとくべきだな。
じゃないとリアルじゃない。誰しも秘密背負って生きてるっていうベースが
その手の記号が通用する共通基盤なわけで、俺の秘密をまず知ってよ、
みたいなのはタダうざいだけだ。隠して生きてるのが人なのに。
最初の1期?の鋼はそういう作りだったのかもしれないけど。
1期は見てないからわからないけど。

 
映画スタンドバイミーでも、親父バカにされるとスイッチ入ったように
切れるキャラがいたけど、危険を好んで道化をして一見自分を含む
すべてのものごとに無頓着でどこか自暴自棄気味という振りの後だからこそ
譲れないものがあるということが活きてくるというか。
何か背負うものあったから、ああいう性格になったんだな的な。
あれ順番逆にしたら単なるバカにしか映らないはずだ。
親父をいくら誇りに思ってたってそんな道化ばかりしてちゃな…みたいな感じで。

あのキャラがスタンドバイミーの中じゃ一番好きだな。
最後、強者である先輩たちが出てきたら身を引こうとする利巧さもあるし(笑
どのキャラにしろ全部アニメ的だったなスタンドバイミーのキャラは。

 
 
アニメとか映画とか見てて腑に落ちないな、何かつまらんなと思ったら
それがなぜなのか突き詰めると方法論が見えてきておもしろい。

Comments are closed.