10月 15

 
アプリに定義されている、URLスキームを登録した連絡先カードをSiriから呼び出すことで、そのスキームをタッチして起動する方法がありますが、今回の方法はそれとは違います。

URLスキームがなくても、Siriに話かけると、直接Siriがそのアプリを起動してくれるようになる方法です。スキームのタッチが必要ないので、アプリ起動までの必要ステップ数が減ります。iPod touch 5G + iOS6のSiri環境でテストしてますが、それ以前の環境で同じように認識されるかは不明です。※任意アプリ起動は、iOS6のSiriからみたいです。

この記事の例では、Siriに「バッテリー」と呼びかけたら「Battery.Forecaster Free」を起動できるようにしたいとします。

 
注意・追記
SiriはAppleサーバー側で基本的な処理がされてるそうです。そのためインストールされているアプリの列挙情報などがAppleサーバー側に構築されるまで(その完成タイミングは不明)、この記事の方法は成功しないかもしれません。
アプリの列挙が構築されたタイミングを図る方法ですが、この記事の設定を何もしないまま、何か適当なインストール済みのアプリ名を呼び出してみて(GoodReaderやEvernoteなどSiriがミスしづらく日本語一般読みでOKなものを)アプリが呼び出されたら、もうサーバーにこちらのアプリリストが構築されてると見てもいいかもしれません。

 
 
1. 呼び出しワードを決定しSiriがどう解釈するかチェック

「Battery.Forecaster Free」はバッテリーを1%単位で表示できるアプリなので、「バッテリー」とささやいたら開けるようにしたいと思います。まずは、その呼び出しワードがSiriの自動変換でどう解釈されるか見ます。「ばってりー」と囁くと、Siriは標準的に「バッテリー」とカタカナ変換で認識すると思います。なので、この変換を呼び出しワードとして用いることにします。

この時点でSiriが何らかのアクションを起こした場合、そのワードはそちらに引っ張られアプリ呼び出しに使えません。例えば「ヤフー」(=Yahoo)などを含むワードとした場合、Yahooは検索エンジンとしてSiriに紐付けが予約されてるのか、Yahoo!ニュースアプリやロコ地図アプリを呼び出したいと思っても、必ずYahooで検索するほうに引っ張られてしまい成功しません。

 
 
2. アイコン下のアプリ表示名をチェック

BattForecastをSiriから呼び出します

BattForecastをSiriから呼び出します

このアプリフルネームは「Battery.Forecaster Free」ですが、アイコン表示上では「BattForecast」と短縮表示されています。Siriで直接起動できるようにするには、後者の「BattForecast」で問題ないので、これを使います。他のアプリの場合でも、アイコン下のアプリ名を用います。

 
 
3. Siri呼び出し用の連絡先を作る

Siriコマンド用の連絡先の定義 title=

Siriコマンド用の連絡先の定義

画像のように、姓に2)のアイコン表示下のアプリ名「BattForecast」を指定します。名に呼び出しワードである「バッテリー」を指定します。それぞれの読みに「ばってりー」を指定します。
※画像では、2行目の姓の読みもカタカナの「バッテリー」になってますが「ばってりー」と平仮名にしてください

 
 
4. Siriで呼び出し、指定のアプリ名を返してきたら成功

Siriがアプリ名を返したら成功

Siriがアプリ名を返したら成功

Siriを起動し「ばってりー」と呼び出し用のワードを囁いてみます。その時、画像のようにSiriがアプリ名「BattForecast」と返してきたら成功です。初回はSiriの学習のためか、少し待ち時間がありますがアプリを直接起動してくれます。2回目以降はすぐ起動してくれるようになります。
※2回目以降も解釈が遅いときがあるようです。状況ごとにマチマチなのでちょっと謎。

 
 
備考・注意

1回で認識するようになるかは、ちょっと不確定です。また間違えて覚えさせた場合、補正が難しいので、一度作った連絡先の姓(アプリ名指定)とその読み(呼び出しワード)は、あまりコロコロ変えないほうがいいです。一旦Siriが学習してしまうと、前の結びつきがノイズとして残り続けます。これをクリアするには、一旦Siriを無効化して、これまでの学習すべてをクリアしないとたぶん消えません。なので、目的のアプリ名、及び、呼び出しワードはよく考えてから、後々の変更がないように決めたほうがいいです。

追記
Siriを一旦クリアして、次にアプリが不自由なく立ち上がるようになるまで1ヶ月くらいかかったので、あまりちょくちょくクリアはしないほうがよさげです。またSiriのアンサーが間違っていたときの「違う」による教育は大して成果ありませんでした。

またアプリではなく、設定画面のURLスキーム呼び出しは、この形では成功しませんでした。従来の、連絡先を呼び出させた後にスキームのタッチが必要です。また、Webページをホームアイコン化したものは、この方法では開けませんでした。

 
 
おしまい

One Response to “Siriで任意アプリを直接開く方法(URLスキームなしでもOK:要iOS6)”

  1. iPhoneのSiriに「なにいろ?」とたずねると「ColorSay」を起動。「これよんで」とたのむと「iよむべえ」を起動できるように「連絡先」を設定する方法 #視覚障害 #vojp – 点字と支援機器ブロ Says:

    […] Siriで任意アプリを直接開く方法(URLスキームなしでもOK:要iOS6) | Thousand Leaves Project […]